CONCEPT
昭和60年の会社設立当初から継続している第１製造をはじめ、生産開始から15年以上の歴史を持つ第２製造、タクトタイムを用いて標準作業の改善に取り組む第３製造、確かな目で不良品を見逃さない検査のスペシャリスト集団、建設機械用ワイヤーハーネス生産に特化した新潟工場、創業から20余年を経た中国の青島三徳汽車配件有限公司と、伝承を大切にしながら時代に応じた変革にも挑戦し、ワイヤーハーネスの万能集団を目指しています。
すべての仕事には目標があり、その目標に向かって努力し続けることが、モノづくりの明日を拓くと信じています。ミトクハーネスは人と人のつながりを大切に、人々の生活や産業、未来へとつながる力となるモノづくりを支えています。
Manufacturing Process
ワイヤーハーネスの加工は、一般的に電線切断工程から始まります。第１製造では、自動車用ワイヤーハーネスの取り扱いを主に、電線切断を正確かつスピーディーに行い、次工程へ高品質な状態で提供しています。自動切断圧着機を多数保有し、他にも各種設備を備えて、短納期多品種少量生産にも幅広く対応する、当社で最も歴史ある部署です。
第２製造は、工作機械向けの製品を主に扱っています。材料手配から始まり、複合線（多芯ケーブル）切断、加工、組立、検査、出荷までのすべての工程を自社内で一貫生産しています。人の手による作業が多く、品質のばらつきをなくすため作業要領書を使用した教育を徹底し、高品質な製品出荷を追求しています。
2019年6月に新設された第３製造では、農業機械用ワイヤーハーネス、自動車用ワイヤーハーネス付き部品を扱っています。取引先より材料供給を受け、電線切断、加工、組立、検査、出荷までの生産工程を担当しています。従来のサイクルタイムからタクトタイムを用いた生産方式に変更することで、作業効率の改善に取り組んでいます。
海外拠点にて一貫生産した農業機械、建設機械用ワイヤーハーネスを輸入し、受入検査工程にて外観検査後、出荷を行う工程です。
メーカーラインに直結する為、一つたりとも不良を見逃さない高い意識を持ったスペシャリスト集団から成る工程です。
新潟県村上市にある建設機械用ワイヤーハーネス生産に特化した工場です。小回路から800回路級の大型製品まで対応しています。材料手配から電線切断、加工、組立、検査、出荷まで一貫生産しています。海外工場で量産した製品の受入検査・出荷業務にも対応し、緊急の案件の多い取引先の要望に迅速かつ実直に応える体制を整えています。
中国青島保税区にて中国企業と自動車用ワイヤーハーネス生産工場の合弁会社として操業を開始しました。スタッフ・ワーカー262名（2019年12月時点）が常時勤務し、現在は日本向けの農業機械用、建設機械用ワイヤーハーネスを一貫生産しています。ウーブンブレードの特殊作業も可能で、小回路品から800回路級の大回路品まで幅広く対応。ISO/TS16949：2009保有。部品はすべて日本からELV適合品を供給し、環境規制に対応しています。
Work Environment
私たちは、人材は最大の経営資源であり財産であると考えています。業務に必要な資格の取得や各種講習会への参加など、スキルアップを目指す社員を積極的に後押しし、人材の育成に力を入れています。明るく元気で〝和〟を大切にする人を求めています。
現場で資格が必要な場合もあります。作業免許・資格免許などの取得支援や、講習・セミナーの受講補助を行います。
